〔011〕八甲田山 (1,585m)
2003年07月20日(当時54歳)
今日は移動、天気待ち、観光の予定であったが、早くも
登山口である酸ヶ湯に着いてしまった。 酸ヶ湯温泉の登山口に車を停めると、雨にも関わらず、沢山のハイカーが登り始めて行く。 観光なんかする気になれないので我々もカッパを
着て登ることにする。7時45分に登山開始。 ブナ林を通り過ぎ、硫黄臭のする ”地獄沢ノ湯”に出ると景色は一変して植物のほとんど無い沢に出る。
ここから急登となり、”仙人岱”に出ると又景色は一変し、お花畑が広がる、雨の為、
カメラを出す気になれなかったのが残念。
1時間45分で山頂に着く。
雨は止んだが、ガスで展望はゼロ、山頂は通り過ぎる。
”毛無岱”に出ると湿地帯に木道を渡したお花畑が続くが、
何故か ”仙人岱”程の花は咲いていない。酸ヶ湯温泉への
最後の急斜面を下り、3時間40分で八甲田山を終える。
下山後は ”八幡平”に移動する。
”酸ヶ湯”から2.3km、”八甲田山”まで1.9kmの
表示あり。 トータル4.2kmの距離となる。
”仙人岱”に出ると最初に小さな ”鏡沼”があった。
1時間45分にて八甲田山の最高峰 ”大岳”(1,585m)に着く。
ガスガスの中、沢山のハイカーが登っていた。
当然、展望はゼロ、何も見えない残念な状態であった。
ネットでよく見る ”上毛無岱”から ”下毛無岱”下りる途中の大展望。
晴れていれば絶景と思うが、今日は残念ながらこんな感じ。
相棒はゴアテックスの高価なレインウエアーであるが、俺は百円ショップで買った
カッパで百名山に挑んだが、百円ショップのカッパは歩いている内に破けてくるの
で安物買いの銭失いになってしまった。 写真で見ると違いが判らないが・・・
綺麗なトイレのある ”酸ヶ湯登山口”の駐車場。 雨にも関わらず
カッパを着て登り始める物好きな人が多い。 我々も物好きな一員に
なるべく 7時45分に駐車場から出発する。
樹林帯を抜けると硫黄臭い ”湯ノ沢地獄”に出る。
この道は変化があり面白い。 穏やかな道が続いたが、
ここからは登りがきつくなってくる。
沼を覗いても生き物は見あたらなかった。
青森県青森市大字荒川
前日の移動
7月連休に東北の百名山を登ることにした。 東北方面の天気予報は思わしくなく、北海道は晴天が続いている様である。 前日の11時に西宮を出発、名神道、北陸道、磐越道、東北道を走り抜き、花輪のSAには24時に着き、ここで車中泊をする。
八甲田山
映画を見た訳ではないが新田次郎の原作『八甲田山死の彷徨』の印象で険しい山のイメージが強かったが、地獄谷とお花畑との対照的な風景の広がる穏やかな山だった。 今回は生憎の雨天気で展望が得られなかったので、ここは是非リベンジする山に入れておこうと思う。 下山後は八幡平に車を走らせる。
'03年度の東北遠征
最高峰は”大岳”
『日本百名山』 山頂はガスで展望が得られず。 近々のリベンジを誓う。
”下毛無岱”に下りても花も無く、寂しい木道歩きとなる。
はっこうださん
Road Map :R103にて酸ヶ湯温泉の駐車場に入る。
Route Map:酸ヶ湯温泉を起点に沢ノ湯地獄〜大岳から毛無岱を左廻りで周回する。
深田久弥著の「日本百名山から」から
八甲田という名称が、この山の性質を現している。 前岳、田茂萢岳、赤倉岳、井戸岳、大岳、
小岳、石倉岳、高田大岳の八つの峰と、その山中の所々に湿地、つまり田が多いので、八甲田と
名づけられたと伝えられる。
2023年9月30日改定
”酸ヶ湯温泉”の登山口をスタートして、”沢ノ湯地獄”を経由して
”大岳”に到着後、”毛無岱”のお花畑を通り下山する。
案内板を読めるサイズまで拡大する。
ヨレヨレで下山するが、百名山は山頂からの展望が得られてこそ
登頂したとしているので、その内のリベンジを誓う。